双子育児をテーマにLINEスタンプを自作した話
LINEクリエイターズスタンプで双子育児LINEスタンプを作り、2020年春から販売しています!
販売に至った経緯と、制作の様子を書いてみます。
みんなで双子育児 – LINE スタンプ | LINE STORE
LINEクリエイターズスタンプを作ったきっかけ
一時保育に通い始めた時、子どもたちが頻繁に体調を崩していたため、小児科によく通っていました。
仕事中の夫や、家で双子の片方をみてくれている家族などにLINEで診察結果を伝える際、いつも「病院です」と書いてから症状などを連絡していました。
たった四文字だけど打つのが面倒だなー、スタンプがあればいいのに。とぼんやり思っていました。
それとは別に、双子を出産した後にSNSで「えまさんの描いたLINEスタンプはありませんか?」とありがたくも質問をいただいていました。
当時は作っていなかったのでそう返信しましたが、わたしのイラストでLINEスタンプがほしい、と思ってくださっている方がいるんだなあ…と印象に残っていました。
(フリーランスという立場上、自分の需要などについてよく考えます)
子どもたちが成長するにつれてまとまって昼寝するようになり、少し余裕ができて。
空いている時間に何か生産的なことをしたいと思った時に前述のふたつのことが重なり、「LINEスタンプを作ればいいんだ!」と思いついたのでした。
LINEクリエイターズスタンプの作り方
作成するスタンプのアイデア出し
まずは、こんなスタンプがあればいいな〜と思うネタをメモアプリにリストアップ。
一通り書き出したら見直して、絵的に似た雰囲気になりそうなものは整理し、バリエーション豊富なスタンプになるよう調整しました。
ネタ作りにはInstagramやTwitterでフォロワーの皆さまのご意見も募りました。
なるほど!と新たな視点をもらえるご意見ばかりで、制作に反映させていただきました。
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました…!
40枚のスタンプを描く
実際の制作は、子どもたちが昼寝・朝寝している間や、夜寝静まってからおこなっていました。
制作ツールはいつもイラストを描いているiPad+iPencilで、ドローイングアプリはProcreateを使っています。
慣れているツールだったこと、iPadは場所を選ばずに描けることが幸いして、隙間時間に少しずつ制作できました。
(もしもこのiPadが壊れたらiPad Pro買って売り上げに貢献するよApple…)
スタンプ制作においては視認性など細かいコツが色々とあるようですが、こちらのページがとても参考になりました!
【自作】LINEスタンプの作り方【絵を描く、写真加工、アニメーション】
双子育児スタンプの登場人物
主役の双子は、性別・卵性をどちらとも取れるように
双子ふたりは、一卵性・二卵性であることや男女の性別どちらとも取れるよう、似ているようで似ていない感じを目指しました。
実は前髪がちょっと違います。地味ですが。
双子の両親は個性的すぎないように
家族で使いやすいように父・母を登場させましたが、悩んだのが髪型や雰囲気。
あまり個性的になりすぎても…と悩んだ結果、父は田中圭さんの髪型を参考にし、母はロングヘアのときの北川景子さんをイメージしながら描いていました。
(怒られるかな…)
LINEクリエイターズスタンプ、リリース
1月中旬から描き始めて、2月末には40枚全てのスタンプが完成!
描いたスタンプをpngファイル形式に書き出し、LINEスタンプの規定サイズにあわせてリサイズ・余白などを調整してから、LINEに申請しました。
一度だけリジェクトされましたが(病院のイラストに赤十字を使っていたことが原因)、修正して再申請したところ2日ほどで承認をいただき、リリースにこぎつけました。
リリース後にいただいた反応
双子育児中の方に「あるあるネタばかり」とか「使いやすい」とか「かわいい」とおっしゃっていただけて本当に嬉しかったです…!
育児中の助けになれば、作った甲斐がありました。
あと、個人的には双子育児当事者ではない友人にも、良い反応をもらえたのが嬉しかったです😀
LINEスタンプの使い方
スタンプ1つはもちろん、スタンプを連投する形でもお使いいただけます。
余談ですが…スタンプはなるべくポジティブな雰囲気になるように作りました。
ただでさえ大変な双子育児であまり悲観的な印象のスタンプは使いたくないなあと思い、明るい気持ちで押せるようにしています。
スタンプが双子育児の助けになれば幸いです!
スタンプ購入はこちらから。
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