感染症(新型コロナウイルスなど)の家庭内感染を防ぐためにしたこと・ワンオペの疲れ対策
2023年のある時期、夫が新型コロナウイルスに感染しました。
家族の中で発症したのは夫ひとりだけ。
双子の子どもたちも、もちろん自分も感染するわけにはいかない!と、4歳双子をワンオペで育児しながら夫を看病する日々が始まりました。
その時の
- 家庭内の感染防止対策
- 看病しながらのワンオペ育児をどう乗り切ったか
…をまとめます!
新型コロナウイルスに限らず、家族のひとりが感染症にかかることはよくあること(のはず)。同じように感染症にかかった家族の看病をされる方へ、参考になれば嬉しいです。
家庭内での(新型コロナウイルスなど)感染症の感染防止対策、やったこと
まずは家庭内でどのような感染防止策をとったか? 書きます。
感染した人とは生活空間を分ける(隔離する)
新型コロナウイルスは飛沫や接触などから感染するので、発症した夫には別の部屋で寝てもらうことに。
ふだん夫が仕事部屋として使っている場所を夫の隔離部屋とし、他の人にも感染する可能性がある療養期間中は、トイレ・お風呂以外はなるべく部屋から出てこないようお願いしました。
子どもたちには正直に
お父さんはコロナっていう病気にかかってて、近くにいるとうつっちゃうから、お部屋に行っちゃだめだよ
…と事情を伝えました。
感染した人にはマスクをしてもらう・自分もする
感染リスクを下げるため、療養期間中は夫にマスクをしてもらいました。
と言いますか、わが家では大人が発熱した場合、発熱の原因がわかっていない状態でも念のためマスクをする習慣があったので、この時も夫が自発的にマスクをしてくれました。
実は新型コロナウイルスに罹患しているということがわかっていなかった頃、発熱している夫と家族全員同じ部屋で寝ていました。
でも夫がマスクをしてくれていたおかげか? 他の家族には感染せずにすんでいます。
未感染者もマスクをした
「マスクによる感染対策は、感染者本人がやることに意味がある」そうですが、念のためにわたしもマスクを着用しました。
少なくとも鼻や口元が露出することが減るので、例えばウイルスがついた手で鼻をこすってしまう…というリスクを避けられるかなと思ったためです。
※ちなみに子どもたちにはマスクはさせていません。
感染者が使う食器は使い捨てにする
感染者が使用した食器やカトラリーを触って感染するリスクを防ぐため、食器などは使い捨てのものを用意しました。
感染リスクを下げられることはもちろん、洗い物も減るし、一石二鳥でした!
- 紙皿、紙コップ、割り箸を用意
- 紙皿に食事を盛り付ける
- ②をお盆に乗せて、夫のいる部屋へ運び、扉の前に置く
- ゴミ袋をわたしておいて、食べ終わったら隔離部屋内で廃棄してもらう
- お盆は適当なタイミングで回収、消毒
ちなみに紙皿は平皿よりも深型のものが何でも盛り付けられて重宝しました。
手が触れるところはこまめにアルコール消毒する
わが家にトイレはひとつしかありません。
感染者と未感染者で共有することになるので、トイレ内にアルコールスプレーを置き、定期的に手を触れる場所を消毒。夫にも使用後の消毒を依頼しました。
夫は別途、携帯用の消毒スプレーで手指のアルコール消毒もしてくれていたそうです。
感染者と未感染者でタオルを使い分ける
タオルは手や顔に触れるので、ウイルスや細菌が付着しやすいもの。
そのため、感染者と未感染者でタオルを使い分けることにしました。
ふだん使っているタオル掛けのタオルを夫に使ってもらい、それとは別に未感染者(わたしと子どもたち)のタオルを用意し、使うようにしました。
いつも以上に手洗いや消毒する
感染防止の基本である手洗いや手指消毒は、いつも以上にこまめにおこなっていました。
手洗いすると手が荒れやすくなるので、ハンドクリームも必須です。
しっかり手指を消毒したいときはハンドソープを使って手洗い、念のため手指を消毒したいときはアルコール消毒…という感じで分けていました。
対策が功を奏したのか? 家庭内感染は起きなかった
これらの感染防止対策がきいたのか、家族のだれにも新型コロナウイルスはうつらず、夫の療養期間が明けるとともに日常へと戻りました。
実は夫の療養期間中に双子のひとりが発熱。
「コロナにかかったかな…」と覚悟を決めたりもしました。
でも小児科で検査してもらったところ、新型コロナウイルスは陰性。夏風邪とのことで、本当にホッとしました。
看病中のワンオペ育児、どうやって楽に乗り切るか
夫が新型コロナウイルスで療養している間、わたし一人で双子の子どもたちのお世話をしなければなりません。
子どもたちは当時4歳。3歳くらいまでに比べるとお世話に手がかからなくなっていましたが、ふだん夫と一緒に家事や育児をまわしているので、5日間の完全ワンオペ育児は大変に感じました…。
食事を簡略化する
夫の療養期間中は、できるだけ手をかけずに作れる食事を心掛けました。
具体的言うと品数を減らし、簡単にできて、なおかつ子どもたちも食べられるメニューだけを作りました。
- 麺類
- うどん
- ラーメン
- 丼
- そぼろ丼
- ご飯物
- カレーライス
- ピラフ
- チャーハン
子どもたちは丼やピラフが大好きなので、かえって嬉しそうでよかったです!
感染者の夫には
- 熱がある間:レトルトおかゆ
- 回復してきた頃:わたしや双子と同じ食事
…を渡しました。
ネットスーパーを活用する
こんな状況でも、食料の買い出しは必要です。
でもひとりで双子を連れて買い物に行くのはちょっとしんどい。
それに家族がコロナウイルスに感染しているのに外出するのは気が引ける…
なので、普段あまり使わないネットスーパーをフル活用。
配送料はかかりますが、自宅まで買ったものを届けてくれるのは本当に助かりました。
できる限り休息を取る
疲れが溜まっていると感じた時は、無理せず休憩するようにしました。
例えば子どもたちがテレビを見ているなど、今なら目を離しても大丈夫かな?と思える時にちょっと目を閉じてみたり。するといつの間にか数分間寝ていたりして、ちょっとだけ頭がスッキリしました。
あと、子どもたちを寝かしつけの後にひとりで何もせずボーッとする時間も取っていました。この時間のお陰で心身のバランスを取って、ワンオペ育児を乗り越えられたような気がします。
感染防止のためにやったこと、まとめ
家族が体調を崩すとイレギュラー対応が増えて、疲れますよね。
そのうえ数日間のワンオペ育児も重なり、夫が新型コロナウイルスに罹患していた期間はなかなか大変でした。
もし近くに助けてもらえるような親族・友人がいるなら、ぜひ助けてもらってくださいね!
無理せずに乗り切れますように。
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