2歳双子を連れての引っ越しが大変だった【反省点と解決策】
双子が2歳半の頃、近距離で引っ越しました。
それまで住んでいたのは1LDK+N(納戸)という間取りのマンションの一室。
双子が元気に歩き回るようになり、双子のモノが増えていくにつれて狭さに限界を感じ、広い物件へ引っ越しをしました。
引っ越し経験が人生で1〜2度ほどのわたしたち夫婦が、小さな子どもを連れて引っ越すのは
ものすごく大変でした…。
- 小さい子ども(乳幼児)を連れた引っ越しの、大変だった点
- 小さい子どもと引っ越しをする際、気をつけたいこと
同じように、乳幼児を連れた引っ越しを検討されている方の参考になれば嬉しいです!
子連れの引っ越しに必要なもの
子どもを連れた引っ越しで「あったほうがいいもの(あるべきもの)」とは何か?
今回の引っ越しで感じたのは…
「お金で時間を買う」という気持ち
「お金を使う」という割り切りは本当に大事です。
引っ越しはやることが多くて疲弊します。
- 荷物の梱包
- 買い物
- 手続き など…
小さな子どもがいると、自由に動ける時間はありません。
お金で解決できるところはお金を使って、楽をしましょう!!!
お金が出ていくタイミングなので「少しでも節約したい」と考えがちですが、わたしはそれで大変な目にあいました…
特に次のふたつは、絶対に忘れないでください!!!
- 梱包を引越し業者に依頼する
- ネット通販を活用する
詳しくは後述します!
パートナーや家族の協力
引っ越しには人手が必要です。
パートナーがいる方は、最低限、パートナーの協力が必要です。
仕事に追われて家のことをあまりできないパートナーでも、次のことはマメに連絡しましょう。
- 残っているタスク
- あなたがやる・やったほうがいいタスク
- パートナーにやってほしいタスク
- タスクを完了すべき期日
わたしは引っ越しの数日前まで夫になるべくマメに報告していましたが、危機感を共有しきれていなかったようで、夫があまり動いてくれず。
引っ越しの2日前、わたしの不満が大爆発しました。
爆発してからはスムーズに動いてくれて助かりましたが、もっと早くに共有できていれば…と思います。
(さすがに引っ越し2日前は動いてもらわないと困るけどね)
引っ越し準備で大変だったこと、やってよかったこと
物件の内覧は効率重視! 子どもの生活リズムにあわせて動く
子どもが小さいうちは、
子どもに合わせた生活をする
=フリーになる時間が少ない
=1日に見て回れる物件が限られます。
わが家は希望する物件の条件を具体的に不動産屋さんへ伝えて、3件だけ内覧して決めました。
- 住みたいエリア(3歳4月から入園予定のこども園の近く)
- 間取り(3LDK以上)
- 予算(○○万円まで)
条件をかなり具体的に決めていたので、物件を選びやすかったのは良かったです。
双子の機嫌がよい時間に内覧
わが家の双子はよく昼寝をするタイプです。
なので、昼寝の時間は避けて内覧しました。
具体的には:
- 午前中
- 昼寝から起床後、午後3時以降
短時間しか動けないので、1日に見て回れるのは2件程度でした。
見学中も、子どもの様子を見守る
内覧に子どもたちを連れて行くと、初めての環境に大興奮します。
物件内を走り回り、触り、バンバン叩き…
内装に傷をつけないよう制止したり、階段から転落しないか見守ったり、とにかく大変。
不動産屋さんと話しながら子どもたちを見ていたので、親の気力・体力からも1日に2件の内覧が限界でした。
荷造りこそ楽するところ。おまかせ梱包がオススメ
物件が決まると、次は引越し業者の選定と荷造りを始めます。
わが家は荷造りの判断を間違えました!
引越し業者は相見積もり予定だったけど
引っ越しの相見積もりサイトから複数の業者へ見積り依頼しましたが、一件目のアート引越しセンターに即決しました。
即決した一番の決め手は
「大手なのに意外と安価だった」こと。
早めに見積もり依頼をしたためか、想像していた半額程度の費用で契約できました。
他にもサポートが充実していたので、アート引越しセンターに頼んでよかったです!
- 据え置き型の食洗機の取り付け・取り外しができる
- 食器や靴など専用の梱包材がある
- 引っ越し作業前後に近所へご挨拶してくれる
- 新居で使う家電を購入できる
- 大手企業の品質・安心感
荷造りはめちゃくちゃ大変。おまかせ梱包は絶対に依頼!!
当初、引っ越し業者に梱包を依頼するおまかせ梱包・開梱サービスの利用も検討していました。
営業さんからうかがった、おまかせ梱包サービスの費用は次の通り。
- 梱包のみ依頼する場合:ひと部屋でプラス5万、家全体ではプラス10万
- 梱包と開梱を依頼する場合:ひと部屋でプラス10万、家全体でプラス20万
※わが家の場合の金額です。おそらく物件の間取りや荷物の量によって変動します。
結局、
少しでも節約したいし、
引越し予定日より1ヶ月以上前に梱包用の段ボールをもらえるし、
荷物は少ないほうだし、
まあなんとかなるだろう…
と思い、自分で荷造りすることにしましたが。
甘い!!
当時わたしはあまり深く考えていなかったけど、
双子の荷物が増えています!!!
それに生活必需品の梱包がめちゃくちゃ面倒!!!
特にキッチン周りは、皿や調理器具など「もう梱包してもよいか」と段取りを考えながら荷造りするので、想像以上に頭を使います。
パートナーが積極的に梱包してくれるとか、家族に助けてもらえるとかでない限りは、
おまかせ梱包を依頼してください!!!
引っ越し準備はとにかくやることが多いので、梱包はお金を出してプロに任せましょう!!!
自分で梱包するメリットは
- 節約になる
- 物をどの段ボールに梱包したか、把握しやすい
- 増えていく荷物を見て、子どもたちが引っ越しの心づもりができる
とかかな。
ただ、おまかせ梱包はこれらのメリットを補って余りあります。
子育て世代のおまかせ梱包は必要経費です。
梱包のみでも、梱包・開梱どちらも依頼してもよいので、絶対に利用してください!!
買い物はネット通販を活用
住む場所が変わると、場所に合わせて必要なものが増えます。
- カーテン
- 照明
- エアコン
- 家具
できる限り気に入ったものを買いたい気持ちもありましたが、子どもを連れて買い物すると疲れるので、ほぼネット通販で購入。
(コロナウイルスが流行っている時期でしたし)
幸い、アート引越センターに家電の販売サービスがあったので、エアコンは安価に購入できました。
家具は引越し後にゆっくり選んで、買い揃えています。
引っ越し当日に大変だったこと、やってよかったこと
引っ越しの作業員さんを見て、双子が大興奮
子どもたちは引越しの作業員さんがいらしたときから大興奮!!!
搬出作業をする作業員さんの周りを動き回り、走り回り。
作業員さんの近くをウロウロする双子をつかまえ、別室でオヤツをあげたりと、邪魔にならないよう気を使いました。
テンションの上がった子どもたちをなだめすことに、親は既にヘロヘロ…
朝から搬出をはじめ、昼に作業員さんが撤収しても、双子は引き続き興奮。
15時頃になってやっと、倒れるように昼寝しました。
手伝いを頼めるなら、絶対に頼んだほうがいい
引っ越し当日は、夫側の実家にお手伝いに来てくださるようお願いしました。
義実家にお願いしたことは、
- 子どもたちを見ていただく
- コンビニへお昼ごはんと飲み物の買い出し
- カーテンの取り付け
- すぐにできる荷物の開梱
…ですが、子どもたちを見ていただくだけでも、ものすごく助かりました。
必要最低限やっておきたい荷物の開梱ができたのは、義実家のご協力のお陰です。
もしも夫婦の実家などに引っ越し当日のお手伝いをお願いできるなら、依頼することをオススメします!!
手続きは双子が保育園へ行っている間にもおこなう
引越し後にやればよいものは、後日子どもたちが保育園へ行っている間に半休をとって対応しました。
- 役所の転居手続き
- ネットの開通 など…
各種サービスの住所変更手続きは、スキマ時間にスマホから進めました。
近距離の引っ越しは、楽なこともある
近距離の引っ越しは、遠方に引っ越すよりも楽なことが多いと思いました。
ガスの開閉栓
新居と旧居は徒歩10分程度の近距離です。
引っ越し前までにガスの業者に電話で相談して、次のように対応していただきました。
- 作業員さんに新居でガスを開栓してもらう
- 夫が旧居にいたので、開栓後すぐに旧居へ閉栓しに行ってもらう
旧居の退去の立会い
引っ越し当日は余裕がなかったので、管理会社との旧居の退去立ち会いは、引っ越し翌日におこないました。
役所の手続き
同じ自治体内の引越しなので、転出届は不要。転居届のみ提出しました。
役所のシステム内で住所も連携しているようで、子どもの医療証の住所変更も簡単にできました!
引っ越し後も、いろいろある
新居が落ち着くまで、双子の生活リズムは乱れがち
引越しの翌日以降もエアコンの取り付けなどで業者さんが出入りする日が続いたので、子どもたちが昼寝できない日もありました。
普段よりグズグズすることが多く、新居での生活はストレスになっていたと思います。
トイレトレーニングの進み具合にも影響
保育園ではトイレトレーニングが進んでいるオトくん。
繊細な性格だからか、家のトイレではなかなか排尿できません。
時間をかけて見守り、引越し前までは旧居のトイレで排尿に成功することが増えていました。
が、今回の引っ越しで、家のトイレトレーニングがリセットされました😭
トイレに行きたいというので連れて行っても、便座に座ったとたん、「でなーい♪」と言って終わります。
保育園ではトイレできているようですし、いつかできるその日まで見守るつもりです。
わたしも体調不良が続出
子どもたちのことばかり気にしていましたが、わたし自身も体調不良が続きました。
- 外出先で転倒して頭を殴打
- 1ヶ月に2度、胃腸炎にかかる
引っ越しの疲れが溜まっていたタイミングに体調不良が重なったので、きっと(ご先祖さまのような)誰かが「無理をするな」と言っているのかな〜と解釈しています。
これから引っ越しをされる方は、子どものケアも大事ですが、ご自身のケアもしてくださいね!!!
小さな子ども(乳幼児)を連れた引っ越しでやることまとめ
絶対に忘れないでほしいことをまとめると、
パートナーや家族の協力は必須!
- パートナーに引っ越しまでの過程を共有
- 引越し当日は家族や友人など他の人に協力を頼む など
できる限り自分だけで背負い込まないで済むようにする!!!
お金を使うべきところは使う
節約ばかり気にせず、楽をできるところはお金を使って楽をする!!!
子育て中はなおさら時間がありません。
疲れてカリカリして家庭内の空気を悪くするよりは、少しでも体力を温存して、笑顔でいられる時間を増やすことのほうが大事です。
引越し後は、家族はもちろん自分のケアも意識して
引っ越しでは、子どもはもちろん自分にも疲れが溜まります。
「怒りやすくなってきた」など自分にも疲れがたまってきたと感じたら、リフレッシュしてください!
新居での暮らしが楽しいものとなりますように!
引っ越しそのものは大変でしたが、新居での暮らしは快適で、引っ越してよかったです!
借家のためまた必ず引っ越しがあるので、次の引っ越しではこの記事を読み返して、楽をしたいと思います😊
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