緊急事態宣言が出てから、外出自粛中の双子育児

2020年4月7日に7つの都道府県でコロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が発令され、えま家が住む大阪も対象になりました。(後に、緊急事態宣言は全国へと広がります)
えま家の双子はちょうど慣らし保育を進めていて、仕事復帰も控えていた時期。
いろいろと考えることがあるので、まとめてみます。
慣らし保育から登園自粛に到るまでの過程
まずは、えま家の辿った変遷を。
4/1 慣らし保育開始
緊急事態宣言はいつ出るのかなあと気になりながらも、なかなか発令されない日々。
自治体からも特に保育の制限等の案内はなく、予定通り保育園生活開始。
弟くんが突発性発疹にかかったため、はじめの数日は兄くんのみ慣らし保育へ。
発疹が引いたあとに遅れて弟くんも合流し、一緒に登園。
4/7 緊急事態宣言発令
ついに出たか…という感じ。
大阪府下では原則的に保育園を休園しないようで、自治体によって対応はまちまち。
えま家の住む市は「育休中の人など自宅保育できる人はしてほしい」というスタンスで、それ以外は特に言及されておらず。
えまも個人事業主として仕事復帰する予定であることを保育園に伝えたところ、復帰日から受け入れてくれるとのこと。
取引先との関係を維持するため、ひとまず予定通り復帰することに。
慣らし保育をひと通り終えてから、仕事復帰日まで1週間ほど登園自粛。
4月中旬 えまの仕事復帰
登園開始。新設の小規模保育園で育休中の人が多いということもあり、登園しているのはえま家の双子を含めて数名。
このような状況で医療従事者でも何でもないわたしが預けても良いのか、と複雑に。
仕事復帰から3日後 市から登園自粛要請が発表される
自治体の方針が変わり、医療従事者や警察、消防など生活に必要な職業に従事されている保護者の子のみを保育する特別保育に切り替え。
預けていることに葛藤もあったので、少しホッとする。
取引先に事情を説明して仕事量を少し調整していただくようにお願い。
自宅保育開始
自宅で仕事をしながらふたりを見る生活。
ふたりの自宅保育の様子
取引先のご配慮のおかげと、仕事復帰直後でボリュームの大きな仕事に参画する前だったこともあり、このブログを書いている現在はどうにか育児メインに動けている状況です。
ふたりにはEテレを見てもらったり、おもちゃで遊んでもらったり、家中をハイハイしてもらって、隙を見てわたしはキッチンカウンターに置いているPCを触っています。
時間があればお散歩(ベビーカーに乗せるだけ)も行きたいけど…難しいかな…
Twitterの投稿より抜粋
洗面の洗面ボウルの中を見せろと言って聞かないので抱っこしつつ中を見せ、お水を出して遊ぶなど。食いつき良かったけど服の袖がビシャビシャになったのでお着替えするため中断。
— えま@双子男児1y1m (@enu_baby) April 24, 2020
明日から毎日要求される予感がして、ヤバい遊び教えちゃったなと思う。 pic.twitter.com/UkNf3LxJYL
Eテレタイム中にキッチンカウンターにPCのせて、立ちっぱなしで作業してるのだけど、足元でふたりがわたしの足につかまり立ちしながらテレビ見てる。
— えま@双子男児1y1m (@enu_baby) April 24, 2020
座ってみたらええんやで… pic.twitter.com/C9kOzagFMC
※ちなみにえまの夫も在宅勤務していますが、作業量は出社時と変わらずあり、ビデオ会議も多いのであまり有力な戦力にはなっていません。
離乳食をあげるときは分担してくれたりするので、助かっています。
作業時間の確保は難しい
子どもが起きている日中は、昼寝やごきげんに遊んでくれている間に3時間程度作業できるのが精一杯。
子どもたちがEテレを見ている間に作業しようと思っても「構ってくれ」とやってきたり、遊んでいる間にPCを開くとふたりから「何してるの?」というキョトンとした目で見つめられたり…当然集中できる状況ではありません。
それに加えて三食やおやつの準備、おむつ替え、昼寝の寝かしつけなど、ふだんと変わらない育児をしています。
あと極力手を抜いていますが、もちろん家事もあります。
作業量が増えたら、子どもたちが寝ている夜間に対応する予定です。
在宅勤務=自宅保育可能ではない
今は平時ではなく、夫いわく「戦時下のような状況」なので、見れる人が自宅で子どもたちをみるのは当然のことと思います。
しかしこれが原因となって、平時でも【在宅勤務=自宅保育できる】と社会に認識されてしまうのではないか、と心配しています。
えまは普段から在宅で仕事をしていますが、自宅保育しながら仕事するのは難しいと判断したため保活をし、双子には保育園に入ってもらいました。
今は取引先に仕事を調整していただいていますが、作業量が増えたらもっと厳しくなります。
通常と変わらない仕事量を在宅で作業しながら自宅保育されている方は、きっと相当な無理をしながら毎日を過ごされていると想像します。
とはいえ仕事量が少ないと当然報酬も少ないので、もちろん不安はあり。
緊急事態宣言が出ている間は仕方のないことで、今は堪えるしかないと思っています。
外出自粛で育児の助けを得にくい状況
えま家は義母や実母が県をまたいだところに住んでいて、何か大変なことがあればヘルプを頼んだりしていました。
しかし現在は感染拡大防止のため、お互いの行き来をやめています。
他にも、ファミサポさんの利用が厳しくなっているといった投稿をSNSで見ました。
えま家は夫が在宅勤務なので簡単なヘルプを頼みやすいですが、そうはいかないご家庭ももちろんあるわけで…
きっと皆、何かしらの大変さを抱えている中で過ごされているのだろうと思います。
これから出産を迎える方、産後間もない方の大変さを想像する
特に気になっているのが、これから出産を迎える方のこと。
月齢が低い赤ちゃんのお世話は本当に大変で、えまも産後間もない頃は、実家の家族の助けがなければ乗り越えられませんでした。
里帰り出産も難しいこの状況で、産褥期に孤立しながら育児をしている方がいたらと思うと… わたしでよければ助けに行きたいです。
また、いまは多くの医療機関で出産時の立ち合いが禁止になっており、面会すらできないのだそう。
免疫力の低い妊婦や新生児を守るためとはいえ、家族のサポートを得られない中出産を迎えたり、長期の管理入院をされている方がご家族やご友人に会えないのは、どれほど心細くしんどいことだろうかと想像します。
まとめ
とりとめのない投稿になりましたが…
早くコロナウイルスの感染が収束して、みなが平常の暮らしを取り戻せますように。
そのためにも家にいて、自分にできることをします。

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