双子の初期胎児ドックを大阪医科大学で受診した話

胎児ドックを受診したお話の続きです。
前回の記事はこちら。

胎児スクリーニングのため、大阪府高槻市にある大阪医科大学付属病院の胎児ドック(初期)を予約しました。
※先日まで病院名を伏せていましたが、情報をお探しの方もいらっしゃると思うので、病院名を出すことにしました。
大阪医科大学付属病院の胎児ドック(初期)について
胎児ドックは初期・中期・後期の3期に分かれており、初期の場合は11週〜13週の間に受ける必要があります。それ以降だとスクリーニング検査の精度が下がってしまうのだそう。
わたしが予約を取れたのは、妊娠13週の中頃にあたる日でした。
ちなみにお値段は初期の胎児ドック:20,000円、中期・後期の胎児ドックは10,000円です。(2019年当時)
胎児ひとりあたりのお値段なので、双子だと×2になります😓
受診当日
かかっている産科を通じて予約したので、産科から紹介状と予約票をいただいて大阪医科大学付属病院を受診。
なお、大阪医科大学の胎児ドックは医療機関を通じての予約しか受け付けていません。
予約日当日は手続きのため予約時間の15分前に受付をすませるよう予約票に明記されていたため、早めにうかがうことにしました。
産科の受付に紹介状をお渡しし、問診票の記入などをすませてしばらく待つと名前を呼ばれ、検査室へ。
医師から妊娠の経緯(不妊治療をおこなっていたこと)を簡単に確認されてから、エコーを使った胎児ドックが始まりました。
胎児ドックの流れ
体の各器官の大きさ、頸部のむくみ、鼻骨の高さ、心拍音、心臓の血流、臍帯の様子など…
通常の健診で受けるエコーよりも慎重に、じっくりと検査をおこなっている印象を受けました。
胎児ひとりあたりたっぷり15分程度(ひょっとしたらもっと?)は診ていただいたと思います。
ひととおり検査が終わってから、4Dエコーでわが子の顔を見せていただいたり。
あとこのときに初めて、わが家の双子は二段ベットのように上下二段に分かれて子宮の中にいると知りました😅
妊娠発覚当初から小さめだった1子は子宮の下にいて、経膣分娩の場合は兄または姉になるそう。
週数平均よりやや大きめに成長している2子は1子の上にいて、弟または妹になるそうです。
週数を重ねるにつれて左右に移動するはずだけど、たぶん産まれる順番は変わらないだろう…とのことでした。
検査後は染色体異常の確率などを計算していただくため、しばらく待つことに。
胎児ドックの結果
スクリーニング検査の結果、1子・2子ともに染色体異常の可能性は低い、とのことでした。
2子の頸部のむくみ(NT)が2.9mmとやや厚めでしたが、心臓の血流の状況・鼻骨の高さなど他の要素を総合的に見ると問題ないようで、染色体異常を保有している可能性も低く算出されていました。
エコーしてくださった医師いわく、染色体異常がある場合、頸部のむくみ以外にも心臓の血流に逆流がみられたり、鼻骨が低く形成されているというような複数の兆候が見られるそうです。
何らかの染色体異常を保有している確率が5分の1程度(20%前後)と診断された場合、羊水検査を勧めるとおっしゃっていました。
ただ、胎児の染色体異常を気にする人が多いとはいえ、実際には心臓などほかの器官に何らかの異常をもって産まれる胎児のほうが多いとのこと。
中期の胎児ドックで臓器の形成など細かく診てもらうことを推奨されていました。
ほかにも、1子の臍帯が胎盤の端(卵膜)についていることがわかり、栄養がうまく届かずに今後成長に差が出てくるかも…とも言われました。
卵膜に臍帯がついてしまうことは、多胎妊娠の場合よくあるそうです。
まとめ
確定診断ではないのではっきりと判定されたわけではありませんが、染色体異常の可能性については妊娠当初から気になっていたことだったので、やはりホッとしました。
臍帯の位置など新たに分かったことも多かったので、わたしは受けてよかったと思っています。
このあと中期の胎児ドックも受けるので、それについてはまた記事にします。
追記:中期胎児ドックの内容を記事にまとめました!よければご覧ください。

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