大阪医科大学で、双子の中期胎児ドックを受診した話
今回は中期胎児ドック(ベビードック)を受けた時のことを書きます。
同じように受診を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
中期胎児ドックとは
妊娠初期の13週頃に初期胎児ドックを受けたことは、以前記事にしました。
双子の初期胎児ドックを大阪医科大学で受診した話
初期胎児ドックは出生前診断のひとつで、胎児の染色体異常の有無を判断し、そのほかの形態異常も診てくださいます。
妊娠中期の20週頃に受けた中期胎児ドックでは、臓器の形成に問題がないかを診ることが主な目的のようです。
わが家では、以前初期胎児ドックを受けた際にしっかりとエコーをしてくださったことに安心感を感じて、中期胎児ドックも受けることにしました。
中期胎児ドックを受けた病院と、診察料
受診したのは、初期胎児ドックと同じく大阪医科大学付属病院です。
料金は胎児ひとりにつき1万円なので、双子の場合は2万円でした。
大阪医科大学付属病院 中期胎児ドックの予約について
初期胎児ドックではかかっている産科を経由した予約が必要でしたが、中期胎児ドックは初診がすんでいるので、個人で予約が可能です。
大阪医科大学付属病院の予約窓口に電話し、妊娠20週頃の日にちをつげて予約をとりました。
わたしたちは早めに予約をとったのですぐに日にちを抑えられましたが、初期胎児ドックを担当してくださった医師いわく、直前の予約で日時が空いていない場合は予約を断られることもあるそうです。
ご注意ください…!
中期胎児ドックの流れ
初期胎児ドックのときと同じく、検査室に入室。
医師の方が入念にエコーをおこなってくださいます。
胎児の成長ぐあい、各臓器の形成など…一人当たり10~15分程度かけて、ふだんの産科の妊婦健診よりしっかりと診ていただきました。
ひととおり検査が終わったら、4Dエコーで胎児の顔も見せてくださいました。
完全な親バカですが、既に可愛かったです😊
ちなみにこの後の健診ではふたりとも全く顔を見せてくれず…(そもそも上にいる2子は一度も顔を見せてくれたことがありませんが…)
貴重な顔のショットとなりました。笑
中期胎児ドックの結果
ふたりとも成長は週数相当、臓器の形成などは特に問題なし。
ただ、初期胎児ドックでも指摘されましたが、下腹部にいる1子の臍帯の位置が胎盤からズレており、卵膜部分についているそう。
(多胎妊娠の場合、臍帯が卵膜についてしまう異常が発生するのは珍しくないそうです)
医師より、
「現在はふたりとも大きさに問題ないが、今後の1子の成長に影響が出てくるかもしれない。」
「臍帯が胎盤についていないと、衝撃に弱い。たとえば経腟分娩となったとき、出産に時間を要すると酸素が十分に届かず危険になる場合がある」
「生死にかかわるものではないが、気にしておいたほうがよい」
…といったことを言われました。
わたしが通っている産科では、とくに異常がないときは多胎妊娠でも経腟分娩・帝王切開を選べるのですが、このお話を聞いていると帝王切開が安心かなあ…と思うように。
夫と話し合って、いまのところ帝王切開予定です。
後期胎児ドックについて
妊娠30週頃に受ける後期胎児ドックについても案内がありました。
後期胎児ドックでは、中期ではまだわからないような臓器の閉塞や、心臓の形成を診るそう。
また、身長が小さい小人症の傾向があるかも診るとおっしゃっていました。
中期胎児ドックではおおむね成長に問題なさそうだったことをうけて、後期胎児ドックは妊婦健診の様子を見ながら考えることにしました。
現在のところ特に問題はなさそうなので、後期胎児ドックは受けない予定です。
まとめ
出生前診断をきっかけとして中期の胎児ドックを受診しましたが、妊婦健診からさらにしっかりと胎児の様子を診ていただけて、不安材料が減りました。
特に臍帯の位置が胎盤から離れているといったことは、胎児ドックを受けていなければわからなかったと思います。
もし受診を悩んでいるかたがいらっしゃいましたら…
かかる費用は決してお安くはありませんが、胎児の様子をくわしく知る選択肢のひとつとしてオススメいたします。