双子の離乳食開始。あげ方の工夫、椅子・調理道具など用意したもの

さくらい家の双子は生後5ヶ月半からおそるおそる離乳食を開始しました。
離乳食を始める前はどうすればよいのか分からないことだらけで不安だったので、当時の自分が欲しかった情報をまとめてみます。
同じく悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
離乳食を始める前に用意した調理道具、本、椅子
離乳食作りに、ブラウンのハンドブレンダー
ブレンダーは、離乳食初期のペーストしたお粥や野菜を作るときに使いました。
使うのは離乳食初期の一時期だけだから、買わなくてもなんとかなる…というアドバイスもよく聞きますが、なにせ双子で食材を準備する量も多いだろうと考え、購入。
結果、買ってよかったです。
たしかに使うのは一時期だけですが、本来なら裏ごしする必要がある食材のペーストなどが一瞬でできるのは本当に楽!!でした。
選んだのはリーズナブルでシンプルな ハンドブレンダーMulti Quick 5
ブレンダーは「つぶす」と「混ぜる」ができるシンプルなものを探しました。
※離乳食中期以降を考えると、みじん切りできる高機能なブレンダーを買う選択肢もありますが、えま家は電気を使わずにみじん切りができるぶんぶんチョッパーというキッチングッズを買う予定だったからです。
ブラウン以外のリーズナブルなブレンダーもチェックしましたが、「洗いにくい」といった口コミを見て心配になり、評判もよくてネームバリューのあるブラウンの製品を選びました。
パワフルなので簡単に食材を細かくすり潰せます! ちょっと気持ちいいくらい。
気になっていたお手入れも簡単で、オススメです。

離乳食初期が終わってからは、ポタージュスープを作るときなどに使っています。便利!
離乳食用の調理セットも便利
いただきもののベビー食器セットに入っていた、すり鉢・裏ごし器・おろし金の調理セットも登場頻度が高いです。

ブレンダーがあればいらないかな、と思っていましたが、初めての食材を少量作るときや、フリージングできない豆腐などの食材を準備するときに何かと使いました。
もちろん、裏ごし器やおろし金などをすでに持っているのであれば、わざわざ買わなくても大丈夫。
えま家は裏ごし器を持っていなかったので重宝しました。
離乳食ストック作りにはリッチェルのフリージングトレー
お粥や野菜をまとめて作って冷凍保存したくて、フリージングトレーも購入。
製氷器を使ってストックを冷凍保存する方法もありますが、専用のフリージングトレーのほうが、冷凍したものをトレーから取り出しやすいのだそう。
確かにジップロックに移し替える際、少しの力で冷凍したものを取り出せるのがノンストレスでよいです。
リッチェルのフリージングトレーは1ブロックごとの容量が違うものが何種類かあります。
大は小を兼ねると割り切って、1ブロック25ml(8ブロック・2枚入り)のものを2セット買ったところ、大活躍しました。
ちなみにAmazon限定で4枚入りのフリージングトレーがあるので、ネットで購入される場合はAmazonでの購入をオススメします!
西松屋のプライベートブランドのフリージングトレーもオススメ
2回食を開始してからは、ストックの量を増やすために西松屋でSmart Angel(プライベートブランド)のフリージングトレーを1セット買い足しました。
リッチェルの方が素材が柔らかくて良い印象ですが、そこまで大きな違いは感じていません。
少しでもお値段を安く抑えたいなら西松屋のプライベートブランドのフリージングトレーもアリです。
最新の離乳食ガイドラインに沿ったレシピ本
2019年春、厚生労働省が発表している離乳食のガイドラインが見直されました。
授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)
卵黄をあげる時期などが変わっているので、最新の内容に沿っている離乳食の本が欲しいと思い、『最新 離乳食オールガイド』という本を購入しました。
時期ごとの離乳食のあげかたなどの基礎知識から、各食材の調理の仕方まで、わかりやすくまとまっています。
ほかにも雑誌の『ひよこクラブ』で離乳食の特集がよく組まれているので、離乳食の時期はよくチェックしていました。
離乳食の時期別に食べられる食材がまとまっている特集などは、離乳食後期に入ってからも参考に読み返しています。
フリージング離乳食の本も買ったが、合わなかった
実はたまひよが発行しているフリージングの本なども買ったのですが、えま家の離乳食のやり方には合いませんでした。
本の中でスケジューリングされているとおりに食材を調理して冷凍すれば機械的に離乳食をあげられるので、やり方が合うお家には最適だと思います。
ただ、双子育児で自由に買い物に行きにくい状況下では、実現するハードルが若干高く感じました。
離乳食のスマートフォンアプリで食べたものを記録
過去に食べたものは、アプリのステップ離乳食(iOS / Android)で管理しています。
家族に情報を連携できるので、食べたことがあるものの情報を夫にも知ってもらえるのがポイント。

こういう演出をしてくれるのがうれしい。
食べられるものが増えるとテンションが上がります。
食器は特に用意せず
いただきもののベビー食器セットに入っていたスプーンを使っているくらいで、離乳食を始める段階では特に食器は用意しませんでした。
食器については長くなったので別記事にまとめています。よろしければご覧ください!
ストローマグのセットのみ購入
ストローの練習をしたいと思って、リッチェルのマグセットは買いました。
ただ、離乳食初期はたまに麦茶を飲ませるくらいで、あまり習慣づけられず…。
次第にストロー飲みが上手になってきたので、哺乳瓶の代わりにミルクを飲ませたりと活躍するようになりました。
離乳食の椅子はバンボとバウンサーで開始し、のちにローチェアを購入
はじめは借り物のバンボに双子をそれぞれ座らせてあげていましたが、弟くんがムチムチと大きくなり、バンボが窮屈に。
バンボは食べこぼしがあってもすぐに拭けるので便利でしたが、体格のいい子はすぐサイズアウトしてしまいます…。
離乳食後のミルクはバウンサーに移動してあげていたこともあり、次第にバウンサーで離乳食とミルクをあげるようになりましたが、バウンサーもちょっと不便でした。
- 布製なので、汚れたらその都度洗濯しなければいけない
- 背もたれが後ろに傾いているため、食事に適していない
そのため、新しくベビーチェアを買うことに。
リッチェルのごきげんチェアを購入
わが家はダイニングがローテーブルです。
ベビーチェアもローチェアを探した末、リッチェルのごきげんチェアというベビーチェアであげています。
ローチェアですが椅子にとりつけて使うこともできるので、生活スタイルが変わった時にも使えるのがポイント。
双子の場合2つ購入するので、リーズナブルなお値段も決め手となりました。
座面がちょっと滑るので、100円均一で滑り止めのシートを買い、座面の形にあわせてカットして敷いていました。

ベビーチェアはインジェニュイティのベビーベースもよかった
ベビーチェアを探していた時に知った、インジェニュイティのベビーベースがわが家がもとめる条件をすべて兼ね備えていて、良いなーと思いました。
離乳食にも使える小さなテーブルが付いているし、足の部分がバンボよりも余裕があるので、足がムチムチの子はこちらのほうが長く使えそう。
バンボを用意せず、はじめからこちらを買う選択肢もありました。

離乳食の食材準備
基本的にお粥と、はじめて食べさせる食材は手作り
節約のため、お粥は基本的に手作り。
炊飯器で10倍粥を0.5合炊き、まとめてハンドブレンダーですりつぶし、フリージングトレーに小分けして冷凍していました。
野菜やタンパク質に関しても、はじめてあげる食材は手作りして、単品であげています。
食べるのが2回目以降になる食材は、まとめて調理して冷凍ストックしています。
食べられるものが増えたらベビーフードも活用
ベビーフードは複数の食材が混ざっていることが多いので、一度単品で食べたことのある食材が入っているもののみ、あげるようにしています。
ベビーフードで有名なのは和光堂とキューピー。
キューピーのベビーフードは瓶に入っているので、衛生上開封後はなるべく早く使い切る必要があります。
離乳食初期には量も多いので、残りを冷凍していたのですが、ちょっと手間だなあと思っていました。
まだ食べる量が少ない初期のうちは和光堂のフリーズドライのベビーフードのほうが量もちょうどよいので使い勝手が良く、たくさんお世話になりました🙏
離乳食をあげるタイミング
離乳食を始める前に一番悩んでいたことが、離乳食をあげるタイミング。
- 離乳食は午前中にあげるほうがよいらしいけど、うまくミルクの時間を調整できる?
- 双子ふたり一緒にあげる?別々にあげる? など…。
結論から言うと、1回食のときは昼間のミルク(だいたい11時頃)の前に、ふたり同時にあげるかたちで落ち着きました。
離乳食開始直後は、双子の機嫌の良いタイミングが掴みにくかった
えま家の双子はよく眠くなるので、寝起き一時間程度でもグズグズしがちです。
たとえば朝寝から起きたあと、
ちょっと散歩に行って帰宅し、
11時のミルクの時間に離乳食をあげようとしたら…
壮絶にグズられることもよくありました😂
途中で泣くとあまり食べてくれなかったので、ミルクの時間を気にせず、朝寝から起きたばかりの機嫌いいときにあげたりもしてみました。
しかしそれではミルクの量も減らないし、離乳食の本来の意味がないよなあ…と思い直し、ミルクの前に離乳食をあげるかたちに戻しました。
双子が離乳食に慣れてからは、離乳食をあげやすくなった
再びミルクの前に離乳食をあげるかたちに戻してからは、特に問題なく順調に離乳食をあげられています。
少しでも眠そうなら寝かせてからあげるようにしているお陰もありますが、ただ、もうひとつ大きな要因は、双子が離乳食に慣れてくれたことかなと思います。
離乳食を用意して目の前に持っていくと、明らかにテンションが上がってくれている雰囲気があります。
また、一度に食べられる量が増えたので、あまり時間がかからず、グズらないうちにあげられるようになりました。
双子同時に離乳食をあげる
ひとりずつ別々にあげると、食材を温める手間などが何度もかかって大変なので、ふたりまとめてあげています。
もちろん片方が寝ている場合はひとりずつあげたり、実母や義母が手伝いに来てくれているときは、ひとりずつ手分けして担当であげています。

はじめはわたしも初心者なので、ふたり同時にあげることが大変に感じましたが、次第に慣れました。
大丈夫、慣れます!!
ひとりにひと口・ふた口あげたら、また次のひとりにひと口・ふた口あげる…というやり方で同時にあげています。
「おいしいねー!」「食べるの上手やねー!」とテンション高めに声掛けもしています。(笑)
双子の離乳食について
長い記事をお読みくださりありがとうございます。まとめていたら長くなってしまいました…
また中期のことはまとめたいと思います!
離乳食中期・後期、完了期のこともまとめました!よろしければご覧ください。

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