双子の寝かしつけ、どうする?ワンオペでもできる『川の字トントン』のコツ

「赤ちゃんを寝かしつけるだけでも大変なのに、双子だとどうするの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
ただでさえ手がかかる赤ちゃんの寝かしつけ、それも2人分…🤔
現在小学生の双子を育てるさくらい家がしていた双子が赤ちゃんの頃の寝かしつけを、SNSに投稿したマンガも交えつつまとめてみました!
まずは「なるべく抱っこせずに寝かせる」
双子が生後4ヶ月になるまで、わたしと双子は実家に里帰りしていました。その間、夜の寝かしつけは母(双子にとっては祖母)とツーオペです。
『寝かしつけ=抱っこ』と漠然と思っていたわたしには母の寝かしつけ方法は意外なもので、赤ちゃんを抱っこしませんでした。
母がしていた寝かしつけ
- ミルクを飲ませた後、布団に寝かせる
- トントンと身体を優しく触ったり、おしゃぶりをさせたりする
- 寝なさそうなときはしばらく様子を見て、再びトントンやおしゃぶりで寝かしつけ
母の抱っこをしない寝かしつけでも、双子は寝ます。わたしは「寝かしつけの時に抱っこしなくても良いんだ!」と驚きとともに理解👀
ふたりを抱っこで寝かしつけるのは大変なので、母のやり方にならって夜はなるべく抱っこせず寝かせるようになりました。
夜中の寝かしつけはどうする?
夜中の授乳で双子が起きても、極力抱っこせずに寝かしつけます。
- 寄り添いしながら身体をトントンしたり
- 眉間を撫でたり…
もちろん、全然寝ないときは諦めて抱っこすることもありました。
余談ですが、疲れが溜まっていたときにスマホアプリからホワイトノイズを流したまま、気づいたら自分も寝落ちしていたことがあります…。目が覚めたときには、起きていたはずの子も寝ていました。

思い返すと、双子ふたりとも比較的すんなり寝てくれる子だったのかも。
ワンオペ寝かしつけ技『川の字トントン』
母や家族の仕事の関係で、生後2ヶ月頃から昼間はワンオペで双子のお世話をすることが増えました。
生まれて間もない頃は睡眠時間のほうが長いので、昼寝は特に寝かしつけをせず、子どもたちのリズムにあわせて寝かせていました。
でも「ふたり一緒に寝てくれるようになると、自宅に帰ってから助かりそう」とも思っていたので、ある日意図的に寝かしつけをしてみることに。
『川の字トントン』のやり方
双子を同時に寝かしつけするためにわたしがしたのは、
双子と川の字になって寝ながら、ひたすら体をトントン
=『川の字トントン』
でした。

- 少し離して双子を寝かせる
- 双子の間に自分も寝る
- 手のひらで双子の体をやさしくトントンする
- 双子が泣いても我慢して、寝るまでトントンする
泣いても抱っこせず、根気よくトントン。続けるうちに寝てくれました!
『くっつく=寝る』という習慣がついたらOK

『川の字トントン』を続けていると、双子は『母とくっつく=寝る』と覚えてくれたようで、スムーズに寝ることが増えました。
抱っこして寝かしつけることもありましたが、
- ツーオペで人の手が足りているとき
- 双子のうち、ひとりの機嫌が悪いとき
- 1歳以降 体力がついてなかなか寝なくなった時
…などで、基本的には『川の字トントン』や寄り添って寝かしつけることが多かったです。
動き回るようになってからの寝かしつけは、もうひと工夫

ズリバイやハイハイができるくらいに成長してからは、寝かしつけでいきなり『川の字トントン』をしようと思っても、なかなか布団に寝転んでくれません。
なので、眠気を誘う儀式も追加しました。
- 母が座ってひとりを抱っこ
- 体を揺らして眠気を誘う
- 抱っこしている子が寝たかな?というくらいのタイミングでその子を寝かせ、もうひとりに交代
- 同じように抱っこして体を揺らし、眠気を誘う
- 抱っこしていた子を寝かせて川の字になる
- 体をトントン
当時の寝かしつけの様子をInstagramのリールにしているので、よければご覧ください
疲れすぎないうちに寝かせることも意識
昼寝の寝かしつけでは、子どもたちが疲れすぎないうちに寝かしつけることも意識していました。
寝かしつけの本で知ったのですが、赤ちゃんは起きていられる時間が短く、疲れすぎると寝付きが悪くなるのだそう。スムーズに寝かしつけできるように月齢ごとの活動限界時間を把握して、寝かしつけしていました。
赤ちゃんにちょうどよい活動時間は、『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』という本に書いてある時間を参考にしました。
- 夜と朝の過ごし方
- 月齢別のスケジュール
- 授乳と寝かしつけの関係など…
赤ちゃんの睡眠について明確にわかりやすく書かれていて、読んでおくと心強い一冊です。
双子が5歳になってからも川の字で寝ている
ちなみにこの『川の字トントン』、1歳後半頃から効かなくなります。体力がついて寝かしつけに時間がかかるようになるからです…。
ただし双子にとって『母とくっつく=寝る』という図式は変わらないようで、双子が5歳になってからも、ワンオペで夜の寝かしつけをするときは川の字になることがほとんどでした。
昼寝がなくなった今となっては、昼寝のタイミングをずっと気にしながら行動していた乳児期が懐かしいです。

双子親にありがちなことかもしれませんが、当時は子どもたちをしっかり寝かせて機嫌よく過ごしてもらうことに必死でした。
双子の赤ちゃんを育児中の方へ、それぞれの家庭に合ったやり方を見つけて、少しでもラクに過ごせますように。