双子のチャイルドシートをコスパ重視で選んだ話と、1年間使った感想
出産後すぐに車に乗る予定があるため、産前に買わなければならないもののひとつであったチャイルドシート。
検討した結果、コンビのWEGO サイドプロテクション エッグショック LGを買いました!
散々悩んで決めたので、なぜこのチャイルドシートにしたのかまとめたいと思います。
特に「チャイルドシートをどうしようか悩んでいる」という多胎児のご両親の参考になれば幸いです。
チャイルドシートを購入する背景
まずは、チャイルドシート購入当時のえま家の状況についてざっくりと解説。
15年以上前に製造された古い車に乗っている
- 5人乗りのステーションワゴン(いわゆるセダンタイプの車に近い形で、ラゲッジスペースが広く取られています)
- ドアはヒンジ式
- 2018年に車検に出したばかりで、2020年までは買い替える可能性は低そう
車に乗る頻度は週に一度くらい
- 新生児期は通院時のみ。あまり乗らない予定
- 一歳までの乳児期は週に一度程度(義実家や実家へ行く、外出など)
- 保育園に合格して通えることになったら、毎日乗る可能性あり(保活の激戦区なので未定…)
価格や機能面の要望
- 双子でふたつ必要なため、コスパの良いものを選びたい!
- もちろん安全性も重視
要約すると、「夫の古い車でも乗せられて、なおかつコスパが良いものを選びたい」という希望がありました。
チャイルドシートの種類
チャイルドシートにはいくつか大きな分類があります。
座席に固定する方法
シートベルト固定タイプ
シートベルトでチャイルドシートを固定します。
安全を確保するためには説明書をよく読んで、しっかりと固定することが肝心。
安価で、持ち運びやすい軽量のものが多いそうです。
ISOFIX固定タイプ
ISOFIXとは、自動車の座席にチャイルドシートを固定する方式の国際標準規格のこと。
日本では2012年7月以降に製造された車はISOFIXに対応しており、独自の取り付け器具が備わっています。
簡単・安全・確実にチャイルドシートを設置できます。
チャイルドシートの形式
回転式
その名の通りチャイルドシートが回転します。
子どもを乗せおろしする際、ドアに向けて回転させられるので、乗せる人の体に負担がかからず楽という特徴があります。
固定式
チャイルドシートを回転できず、前向き・または後ろ向きに固定されたままです。
乗せおろしするときは乗せる人の体(特に腰)に負担がかかりますが、回転式より軽く、値段も抑えめなものが多いようです。
使える月齢(年齢)
チャイルドシートには使用に適した月齢(年齢)があり、それによって特色が異なります。
売り場では次の3つの分類をよく目にしました。
乳児期のみ使えるもの
新生児〜1歳程度まで使えるもの。か弱い新生児や乳児を守ため、安全性を重視したものが多いです。
ベビーカーに取り付けられるものもあり、選び方によってはコスパよく選べそう。欧米ではこの形がポピュラーだそうですね🤔
4歳頃まで使えるもの
新生児〜4歳くらいまで使えるもの。
成長する赤ちゃんにあわせて、リクライニングの角度を調整できたりします。もっとも商品の数が多いように感じました。
7歳まで使えるロングユースのもの
チャイルドシートの着用義務期間(6歳まで)をカバーする、7歳くらいまで使えます。
成長しても使えるように、背もたれが長かったり、全体的に大きめのつくりが多い印象でした。
チャイルドシートの種類から、購入希望の条件を絞り込み
わが家の状況にあてはめて、とくに次の点を意識しながら購入するチャイルドシートの種類を決めました。
シートベルト固定タイプであること
夫の車は15年以上前のものなので、ISOFIX固定タイプは有無を言わさず除外😓
回転式か固定式かは迷うけど、固定式が有力
ヒンジ式のドアなので、乗せおろししやすい回転式のチャイルドシートは魅力。
ただし後部座席に2つ並べられるものでなくてはなりません。
回転式の場合、ものによっては2つ同時には回転させられないことがあって使うときに工夫が必要だったり、新生児期に横抱きするタイプの回転式チャイルドシート(アップリカのディアターンなど)は1つしか置けない…など、検討事項が多いように感じました。
毎日車に乗せるのであれば回転式のほうがよいと思いますが、わが家は新生児や乳児の頃はあまり車に乗せないと思うので、値段の面からみても固定式が優位でした。
4歳まで使えるものにする
乳児期のみ使えるものははじめから検討対象に入れていませんでした。
ベビーカーに取り付けたりできるのは魅力ですが、双子なのであまりメリットを感じられず…🤔
そのため、種類の多い4歳頃まで使えるものから選ぶことに。
ちなみに7歳まで使えるロングユースのものも検討しましたが、ジュニアシートは結構安価なので、必要な時期にまた買い換えればいいか〜という気になりました。
コンビのWEGO サイドプロテクション エッグショック LGを購入
ベビーザらス店頭でいろいろとみて、店員さんともお話しして、えま家ではコンビのWEGO サイドプロテクション エッグショック LGを2つ購入しました。
購入した理由
シートベルト固定タイプ、なおかつ固定式だったこと
条件に当てはまるシートベルト固定タイプであったことがまずひとつ。固定式で、2つ並べても無理なく置けることも理由です。
予算が合致した
できれば一台30,000円以内でおさめたいと思っていたので、2018年12月当時でベビーザらスの販売価格24,000円台というお値段はかなり魅力的でした。
ちなみにベビーザらスは妊娠中にカード会員登録すると、プレママ特典として毎月第1日曜はポイント20倍という恩恵が受けられます。
この該当日に購入すればさらにお得に!
クッションが厚く快適そう
一番大きな決め手です。
20,000円台のチャイルドシートを見ていると、チャイルドシートの内部のクッションが薄かったり、頼りないものが多かったのですが、WEGO サイドプロテクション エッグショック LGはクッションが厚めでふかふかしています。
店員のかたにお腹の子が双子であることを伝えると、「双子は小さく産まれることが多いので、厚めのクッションでしっかりサポートしてあげるのが良い」と言われ、たしかにそうだと納得。
エッグショックという頭部を保護する衝撃吸収素材が使われているので、さらに安心感があります。
また、大きくなって内部のクッションをとりはずしても、顔があたるであろう場所に厚めのクッションがあるので、眠ったときも快適そうに思いました。
特にクッションの感触はチャイルドシートによって違うので、実物をよく確かめた方がいいと思います。
ブランドの安心感、信頼感
長年日本でベビー用品を作っているコンビブランドの安心感も決め手でした。
余談ですが…外箱がめっちゃ大きいです
チャイルドシートの入ってる段ボール箱がめちゃくちゃ大きいです。
買って持ち帰る方はご注意ください〜
軽自動車だと、ひょっとすると2つ入らないかもしれません。
(ベビーザらスでは購入時、段ボール箱のまま持ち帰るか確認されたので、不安な方は段ボールを外して持ち帰ったほうがよいかもしれません)
2020年追記:実際に1年間使ってみた感想
この記事を公開してから約1年半…
実際に使ってみた感想を書いてみます。
快適に使えてます!
特に気になるところもなく、快適に使えています。
弟くんがチャイルドシートに乗せると泣いてしまう時期がありましたが(生後9ヶ月頃前後だったかな)、1歳の前には泣かなくなったので、成長の過程によるものだったのかな…?
チャイルドシート自体の問題ではなさそうです。
気になったシートベルト固定式も特に難しいと感じることなく、説明書通りに設置すればしっかりと固定されていい感じです。
(何度も付け替えを経験した夫は説明書を見なくてもセットできるようになってました😓)
ヒンジ式のドアでの乗せおろしはやっぱり大変だった
えま家はいろいろあって2020年春に車を買い替え、今はホンダのフリードに乗っています。
フリードはスライドドアなので開口部が広く、固定式のチャイルドシートでも簡単に乗せおろしできます。
ただ、以前乗っていた車ではヒンジ式のドアで、狭い駐車場などでの乗せおろしがちょっと大変でした。
駐車スペースの広さによってドアの開き具合が影響を受け、狭い場所で乗せなければいけないこともあるからです。
週に一度程度乗るくらいならあまり気になりませんでしたが、もし毎日車に乗るのであれば、結構なストレスになりそう。
車のドアがヒンジ式の場合、チャイルドシートを回転式にするか、固定式にするかは、使用頻度もあわせて慎重に考えることをオススメします。
家の状況にあわせて、それぞれに合ったチャイルドシートを
わが家の場合は購入したチャイルドシートがベストな選択肢でしたが、もっと車に乗る頻度が高ければ回転式を選んでいたでしょうし、そもそも車の座席が3列あれば、さらに広い選択肢の中から選べたと思います。
この記事を読んでくださったかたのお家の状況にあわせて、ベストなチャイルドシートを選んでいただく参考になれば嬉しいです。
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