双子専用の抱っこ紐って必要?双子育児に愛用した抱っこ紐の組み合わせを紹介
双子の抱っこ紐は全部で3つ購入し、それぞれ一軍として本当によく使いました。
双子を同時におんぶ+抱っこでき、コストパフォーマンスでも満足している組み合わせです。
- 「双子の抱っこ紐に何を買えばいいかわからない」
- 「ひとり用の抱っこ紐を買う場合はどれがオススメ?」
- 「双子専用の抱っこ紐を買っておいたほうがいい?」
- 「双子の同時抱っこってどれくらいの頻度でやるの?」
と考えておられる方へ向けて、
- それぞれの抱っこ紐を選んだ理由・使った感想
- 双子専用の抱っこ紐は必要かどうか
- 双子の同時抱っこについて
えま家の経験談を書いています!
双子育児中に抱っこ紐を使うことはあるか? えま家の場合は「あった」
SNSを見ていると、双子育児をされている方で「抱っこ紐をあまり使わなかった」とおっしゃっている方もいます。
ご家庭の事情によってさまざまですが
えま家の双子育児では、抱っこ紐をよく使いました。
ツーオペで出かけるときや、ふたりをあやすときに便利
抱っこ紐の利点は、なんと言っても身軽に動けるところ。
横型ベビーカーを購入してからも、ツーオペで出かけるときは変わらず、身軽に動ける抱っこ紐を愛用していました。
- 夫と一緒に出かけるとき、ひとりずつ抱っこ
- 双子のうち、ひとりだけ連れて外出(もう一人は家で家族が見る)
- 家の中で双子がぐずり、落ち着かないとき
- ひとりベビーカー + ひとり抱っこ紐で外出
双子専用の抱っこ紐が必要かどうかは、家庭による
双子専用の抱っこ紐を買うべきか、悩まれているご家庭も多いと思います。
えま家の場合、双子専用の抱っこ紐は不要でした。
ただし、上にお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる場合はあったほうが便利かもしれませんし、住宅事情によっても変わると思います。
順番にご説明していきますね。
えま家が双子育児に使った抱っこ紐のレビュー
まずはえま家が揃えた抱っこ紐をひとつずつ解説します。
【1つめ】サポート力が強いエルゴベビー ADAPT
抱っこ紐をリサーチしていて、安全性やサポート力の高さからエルゴベビーをひとつ購入するのは決めていました。
エルゴベビーのオンラインショップをチェックした当時、エルゴベビーADAPTがセールでお安かったから…という理由でADAPTを購入。
アイスグレーのコットン生地のものを購入しました。
エルゴベビーのオンラインショップを見たところ、コットン生地のADAPTは廃盤のよう。
今はメッシュ生地の商品が充実しています😆
エルゴベビーは、とにかく抱っこが楽!
長時間抱っこしていても疲れにくい
腰ベルトが幅広くしっかりしており、肩ベルトのクッションも肉厚。
子どもの背中に当たる布の面積が広いので、しっかりホールドしてくれます。
全体的にサポート力があって、長い間抱っこしていても抱っこしても体への負担が少ないです。
3つ買った抱っこ紐のうち、いちばん抱っこしていて疲れにくいのはエルゴベビーADAPTでした。
安全性が高く安心感がある
抱っこしているときに赤ちゃんを誤って怪我させないよう、安全性に配慮して設計されています。
- 赤ちゃんの腰に巻きつける「ベビーウエストベルト」で落下防止に
- 装着中にベルトのバックルが外れても、ベルトが外れない安全用ゴムループがある
- 「ヘッド&ネックサポート」で首がカクカクしにくいよう調整できる
使い心地と同じくらい、抱っこ紐の安全性を重視していたので、購入にあたり決め手となったポイントでした。
前向き抱っこできないけど、気にならない
エルゴベビーADAPTは前向き抱っこができません。
エルゴベビーの抱っこ紐は前向き抱っこできるものが多いです。
ベビー用品店の店員さんからも「機嫌の悪いときに前向き抱っこできるほうが、赤ちゃんの気分が変わって良いですよ」と言われていたので、「前向き抱っこできたほうがよかったかな?」と気になっていました。
結論を言うと、前向き抱っこが必要そうなときがありませんでした。
わが家では抱っこするだけで落ち着いてくれることが多かったです。
前向き抱っこできないならできないで、何とかなります!
抱っこ紐の中ではお高めだけど、買って損はない
エルゴベビーADAPTは通常価格でも25,000〜30,000円程度、ハイクラスのOMNI 360なら30,000円以上といいお値段しますが、買ってよかったです。
お値段に見合う使い勝手のよさと、高い機能性に満足しています!
【2つめ】おんぶしやすく、リーズナブルなナップナップBASIC
双子を育てていらっしゃるインフルエンサーのボンベイさんのブログを見たことがきっかけで、ナップナップの抱っこ紐を知りました。
双子の抱っこ紐で迷ったら、とりあえず「エルゴ」と「napnap」買っときゃ間違いない。 | すなっくボンベイ
一万円前後とお手頃なお値段とおんぶしやすい点に魅力を感じて、産後、ナップナップBASICをネットで購入。
コストパフォーマンス抜群。細かいところに気の利いた抱っこ紐
おんぶがものすごく簡単にできる!!
(他の抱っこ紐でおんぶしたことがないので比べにくいですが)おんぶはリュックを背負うようにできるので、本当に簡単!!
ナップナップBASICとエルゴベビーをあわせて、おんぶ抱っこもできます。
抱っこも問題なし
腰ベルトや肩ベルトがエルゴベビーADAPTよりも少し薄い印象ですが、もちろん問題なく使えます。
ひとりの体重が11kgを超えてから、徒歩20分を抱っこしたこともありました。
ポケットが付いている親切設計
子どもの背当て部分にポケットがあります。
もちろんそのままポケットとしても使えますが、ポケットの底がメッシュ生地になっているので、全開にすると通気性がアップします。夏の暑い時期は開けて使っていました。
かゆいところに手が届く作りでありがたかったです。
これで1万円は本当にお得です!!
首がすわる前に使うなら、新生児パッドが必要
ナップナップBASIC自体は首がすわってから使える抱っこ紐なので、生まれてすぐ使うのであれば、新生児パッドも必要です。
えま家では新生児パッドを買わなかったので、首がきちんと座ってから使い始めました。
【3つめ】抱っこすると安心してくれる、コニー抱っこ紐
低月齢の頃、弟くんがよくぐずっていて抱っこばかりしていました。
何をしても泣くので結構参ってしまい、コニー抱っこ紐で抱っこするとよく眠ってくれるというレビューを見て気になり、藁にもすがる思いで購入。
コニー楽天市場店|Konny|コニー抱っこ紐、抱っこ紐ケープ、ママウェア
実際に使ってみるとつつまれるような感じが安心するのか、よく眠ってくれてありがたかったです。
また、双子育児で自分自身にも余裕がないときに、サッと身に付けるだけですぐに使える抱っこ紐は本当に重宝しました。
装着が簡単、よく寝てくれる、かさばらない抱っこ紐
手軽に使えて、低月齢の頃は重宝
使いたいときにすぐ装着できるし、長時間つけていても体にあまり負担がないといいことづくめ。低月齢の頃は主戦力として使うようになりました。
家でぐずったときにサッと身に付けるのはもちろん、通院からお散歩までいろんな場所へ行きました。
首が座ってからはナップナップを使うことが増えましたが、双子用ベビーカーで出かける時にもぐずり対策として常に携帯していました。
えまは身長163cm, 体重50キロ台半ばで、Sサイズを選びました。
コニー抱っこ紐でおんぶ抱っこはできない
余談ですが、コニー抱っこ紐でおんぶ抱っこをするのは難しいと思います。
腕〜肩にコニー抱っこ紐がかかってくるので、この上からおんぶ紐などをかけるのは難しそう。
ひとりを抱っこ紐に入れて、もう1人を片手で抱っこするというやり方ならできそう。
それを抜きにしても、コニー抱っこ紐は買ってよかったと思える抱っこ紐です。
双子専用の抱っこ紐は必要か? えま家の場合は「不要」
現在、双子専用の抱っこ紐が各メーカーから販売されています。
双子をおんぶ抱っこしやすかったり、前向きにふたり抱っこできる優れものです。
- WEEGOツイン(新生児期から)
- ナップナップ ふたご抱っこひも(首がすわってから)
- アンジュモ 双子用抱っこ紐(腰がすわってから)
- エイテックス ツインズキャリー コネクト(腰がすわってから) など…。
えま家では購入も考えましたが、「買わなくても問題ない=不要」でした。
えま家では、あまり双子を同時に抱っこしなかった
えま家では、おんぶ抱っこすることを前提に抱っこ紐を揃えましたが
実はあまりおんぶ抱っこしませんでした。
5回に満たないくらいです。
その理由としては次の2点が大きいです。
理由1:双子を同時に抱っこするのが物理的にキツかった
えま家の双子は首が完全に座るのが遅く、初めて双子をおんぶ抱っこをしたのが子どもたちが生後5ヶ月の頃。
ひとりをナップナップBASICでおんぶしてから、もうひとりをエルゴベビーADAPTで抱っこしました。
ひとり6キロくらいですが、肩と腰に全ての体重がかかるので想像以上に重く感じました😱
このスタイルで買い物に行くのはとても現実的ではないと思い、家でぐずった時におんぶ抱っこしてあやすくらいに留めていました。
理由2:たまたま、必要に迫られなかった
家庭環境や住居環境などから、双子を同時抱っこせざるを得ない状況があまり起きませんでした。
- 双子の横型ベビーカーで移動できるマンションや場所に住んでいた
- ひとり用ベビーカー+ひとり抱っこ紐で出かけることもあった
- ワンオペ中、子ども達が同時にぐずって困る時がそうなかった
(兄くんがおとなしく、弟くんひとりがぐずることが多かった)
双子を同時に抱っこしなくていい環境を考えるのもアリ
体力面を除外すると、おんぶ抱っこなどの同時抱っこは、双子の移動手段で一番動きやすいです。
パッと抱っこ紐をつけて、子どもたちを同時に抱っこするだけで出かけられる手軽さは魅力的。
特に上にお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる場合は、おんぶ抱っこのような身軽な移動手段は活躍しそう。
ただ、双子の同時抱っこって本当に大変。
体力が削られて本当に疲れるので、可能であれば同時に抱っこしなくていい環境を整えることもオススメします。
双子専用の抱っこ紐を購入する前に、
「ひとりで双子を同時に抱っこする機会があるか?」
まずは検討してみることをオススメします!
双子専用の抱っこ紐の購入をオススメする方
双子を同時に抱っこする機会が多そうな方は、もちろん双子専用の抱っこ紐の検討をオススメします!
- 上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる
- 住宅事情などでおんぶ抱っこなどのダブル抱っこをする可能性が高い
双子育児のオススメ抱っこ紐、まとめ
今までに書いた内容をふまえて、双子育児でオススメの抱っこ紐をまとめてみます。
双子を同時に抱っこする機会があるかわからない=エルゴ+ナップナップ
- 新生児から使える双子ベビーカーを買う予定あり
- 双子ベビーカーでのお出かけが苦にならない住宅事情
- 里帰りやパートナーの育休等で、ツーオペなことが多い
…などで、おんぶ抱っこをあまりしないかも?という方や、まだどうなるかわからない方は、ひとり用の抱っこ紐を2つ揃えておくのがオススメ。
うち一つは、おんぶしやすい抱っこ紐にしておくのがベターです。
- サポート力の高い抱っこ紐(エルゴベビー)
- おんぶしやすい抱っこ紐(ナップナップBASIC)
例えば夫婦のツーオペで出かけるときは夫婦それぞれで使えますし、ワンオペのときにおんぶ抱っこするときも対応できます。
双子を同時に抱っこする可能性が高い=双子専用抱っこ紐も検討
- 上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる
- 住宅事情などでおんぶ抱っこなどのダブル抱っこをする可能性が高い
…などで、双子をひとりで同時に抱っこする可能性が高いなら、専用の双子用抱っこ紐がオススメです。
首がすわる前はWEEGOツイン
首がすわる前はまだ体重が軽いので、ダブル抱っこしやすそう。
ドイツ製のWEEGOツインという抱っこ紐なら、新生児期からダブル抱っこできます。
22,800円(税込、2020年7月現在)とお値段はそこそこしますが、新生児期や低月齢の頃からふたりをつれてよく出かける機会があるのであれば、買いだと思います。
Twitter等のSNSでも、WEEGOツインをお使いになっている方をよく目にしました。
首がすわってからはナップナップの双子抱っこ紐
今は日本製でも双子抱っこ紐があります!
ナップナップから販売されているふたご抱っこひもがそれです。
おんぶ抱っこはもちろん、前でのダブル抱っこもできます。
さらに個別でおんぶ・抱っこもできるという使い勝手の良さ。
BASICを使っていてナップナップ製品の品質はわかっているので、オススメできます!
コニー抱っこ紐のようなサブ抱っこ紐もあると便利
余裕のない双子育児では、すぐに身につけられる抱っこ紐がひとつあると便利。
わたしの場合、コニー抱っこ紐はすぐに装着できて、抱っこすると高確率で寝てくれたので、本当に重宝しました。
家にいるときや、双子用ベビーカーで外出する時などに使うサブ抱っこ紐としてオススメします。
双子育児にも抱っこ紐は便利、ひとつでも用意するのが○
双子用ベビーカーを買う予定だから、抱っこ紐をあまり使う機会がなさそう…と考える方も多いと思います。
事実、SNSで「抱っこ紐をあまり使わなかった」とおっしゃっている方もいました。
わたしはやっぱり、抱っこ紐をひとつだけでも用意されておくことをオススメします。
双子が0歳の頃は、家の中でふたりが同時にぐずったときに
- ひとりを抱っこ紐で抱っこして
- もうひとりをバウンサーに乗せてゆらゆらしてあやす
…といったことも、よくやりました。
手で抱っこするよりも体が楽ですし、体が密着するのですぐ寝てくれて、ありがたかったです。
双子育児は体力を削られるので、楽できるところは楽をしてください!
子どもたちが1歳を過ぎてからは使う機会が減りましたが、抱っこ紐は本当に重宝しました。
この記事が抱っこ紐で悩む方のお役に立ちますように!
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