小規模保育園を卒園した後の進路を考える【3歳児入園の保活、開始】
2020年現在、さくらい家の子どもたちは小規模保育園に通っています。
小規模保育園は2歳児クラスまでしかないので、3歳児以降は転園先を見つけなければいけません。
考えを整理して客観視するためにも、さくらい家の小規模保育園卒園後の保活について記事にしていきたいと思います。
同じ悩みを抱えておられる方も多いと思うので、少しでも参考になれば嬉しいです!
えま家の家族構成と、卒園後の希望条件
まずはえま家について、簡単にご説明します。
- 夫 … フルタイム正社員
- えま … 在宅の自営業
- 双子 … 2020年現在で1歳
2022年3月に小規模保育園を卒園予定
えまが在宅自営業のため、フルタイム正社員の夫婦よりも点数は低めです。
なお、自治体に多胎児に対する加点はありません。
多胎児の加点がほしいーー!
補足:保育の1号認定と2号認定の違いとは?
えま家の希望条件をあげる前に、事前知識として…
保育園または幼稚園を利用する場合、自治体から認定を受ける必要があります。
「親の就労などで保育の必要性があるか」をもとに認定が決まり、ざっくりと違いをあげると預かってくれる時間が異なります。
- 幼稚園は1号認定が利用できる
- 保育時間が短い(だいたい14時頃に終了。午前中で終わる日もある)
- 預かり保育を利用して、保育時間を延長することも可能
- 保育園は2号(3歳以上)・3号(0〜2歳)認定が利用できる
- 保育時間が長い(最長8〜11時間)
- こども園は1号、2号、3号認定すべて利用できる
- 保育時間は区分によって異なる
もちろん他にも違いはあります。
詳細は内閣府のWebサイトがわかりやすいので、こちらをご覧ください。
よくわかる「子ども・子育て支援新制度」:認定について
小規模保育園の卒園後の進路に対する希望
話をもどして、双子が小規模保育園を卒園した後について次のような希望を持っています。
- 双子をふたり同時に同園へ入園させたい
- 保育園利用の選考では不利に働きやすい条件だけど、一緒にいさせたい
- えまが自営業で時間の都合がつきやすいので、幼稚園の入園も検討
- その分もちろん収入は減る😭
- 登園の交通手段
- 徒歩
- 車
- 園バス(幼稚園やこども園の場合)
- 自転車の利用はあまり考えていない
※ふたご用の自転車を購入する必要があるから
1歳児入園で保活していた頃より、幼稚園という選択肢が出てきたので、精神的には少し気が楽です。
本当に少しだけ、ですが😅
小規模保育園卒園後の3つの進路
先日役所で、保育園の3歳児入園について相談してきました。
そこで伺ったことをまとめてみます。
1)小規模保育園の在園中に転園申請を出す
卒園後の進路ではありませんが…
保育園の在園中に、他の5年制保育園へ転園申請を出す方法があります。
大きなところだと2歳児の4月入園にむけて申請を出すか、通年申し込むことも可能です。
メリット
- みなが一斉に小規模保育園を卒園する3歳児の4月入園を目指すよりも、競争率が低い場合がある
デメリット
- 保育園の空き状況をみていると、在園中に転園できる可能性は低そう
2)3歳児の4月入園で保育利用を申し込む
小規模保育園を卒園する2歳児クラス終了時にあわせて、5年制の保育園/こども園(2号認定)の利用を申し込みます。
メリット
- 小規模保育園によっては卒園後に優先的に入園できる提携園が設定されており、その場合は一番手堅い方法
- 提携園がない場合も、小規模保育園卒業に伴い加点があるので、多少有利に選考に参加できる
デメリット
- 小規模保育園卒業に伴い加点があるのは、他の人も同じ
- えま家の住む自治体では、3歳児の待機児童が若干名出た
- その場合、待機児童保育園に入園するなどの対応はできる
えま家の双子が通う小規模保育園には、今のところ提携園がありません。
そのためちょっと不利です。
3)幼稚園またはこども園に1号認定で入園する
保育園よりも短時間の保育になりますが、幼稚園またはこども園の1号認定として入園します。
えまの住んでいる自治体では、公立の幼稚園は基本的に4歳入園のみ(若干名、3歳から入園できる園もあり)。
3歳児クラスのある私立の幼稚園・こども園をメインに探すことになりそうです。
メリット
- 募集人数の多い幼稚園またはこども園の場合、保育園よりも比較的入園しやすい
- 預かり保育を利用すると、保育時間を延長できる
- こども園に1号で入園した場合、同じ園の2号への転園申請をすれば大きな加点がつき、空きが出た時に優先的に利用できる
デメリット
- 園によって預かり保育への力の入れ方が異なる
- 利用できない場合もある🤔
- 通勤がある場合、時間によっては預かり保育の時間に間に合わないことも…
- 親の行事参加頻度も園によって異なる
- 平日に親参加のイベントが多いと、休みの都合をつけるのが大変
- 願書提出時に面接のある場合がほとんど
- 定員もあるので、希望すれば必ず入園できるわけではない
えま家は1号認定を視野に入れつつ、保育園も探す方針に
以上のことを踏まえて、えま家の第二の保活の方針を決めました。
在園中の転園申請は出さない予定
今の小規模保育園には不満が全くなく、子ども達も楽しそうに登園してくれています。
転園するのであれば双子を同時同園入園させたいですが、可能な転園先が見つかると思えず。
この状況下で、転園先の保育園を調べて申請を出す余裕が正直ありません。
そのため、在園中の転園申請を出す可能性は低いです。
通っている小規模保育園が提携園を設定する可能性もゼロではないので、ゆるくその希望も持ち続けたいです。
3歳児4月入園で保育園の利用を申し込む
保育園の利用申し込みは、もちろんおこないます。
正社員夫婦の方と比べると、えま家はわたしが自営業なので点数は低いですし、双子を同時同園入園させたいので、ハードルは高いですが…
入園できるかもしれないという可能性に賭けて申し込みます。
幼稚園かこども園の1号認定も検討する
保育園に入れない場合に備えて、幼稚園やこども園の1号認定への入園も考えています。
えま家の住む自治体では、こども園に1号認定で入園した場合、同じ園の2号への転園申請をすれば大きな加点がつきます。
こども園に1号認定で入園し、2号の転園申請を出せるのがベスト。
こども園は園によって1号認定の募集人数が大きく違うので、こんな風にうまくはいかないかもですが…。
また、預かり保育に力を入れていて利用しやすい幼稚園もあるようなので、幼稚園も見学会などに参加して検討します。
遊びや勉強など特色あるカリキュラムを設定している園も多く、魅力を感じるところが見つかるかも。
えま夫妻の保活To Doリスト
まずは、利用申し込みをする保育園を調べる
3歳児4月入園を申し込む保育園をピックアップし、3歳入園で新規募集する園児の数を調べて、入園できる可能性がありそうなら見学します。
1歳の保活のときと違うのは、えまがペーパードライバーを卒業して車を運転できるようになったこと。
駐車場があれば、多少遠い園でも通うことはできます。
あと、今住んでいるマンションの部屋がかなり手狭になってきたので、引っ越しも視野に入れていますw
1号認定のあるこども園も調べる
自治体にある公立・私立のこども園のうち、1号認定の有無と募集人数を調べます。
1号認定で入園しておき、同じ園の2号認定の転園希望を出すという可能性を作っておくためです。
もちろん、幼稚園も調べる
私立の幼稚園についても情報収集し、気になる園は説明会に参加します。
まとめ
いろいろと書きましたが、一番忘れてはいけないのは
「現実的な選択肢の中から、子ども達が幸せに過ごせて、親にとっても負担の少ない、最良の選択をすること。」
だと思っています。
何より優先すべきは子ども達が笑顔で過ごせる場所を選ぶこと。
そしてできることなら、親の負担も極力少ないこと。
無謀な選択ではなく、現実的にできそうだとイメージできる方法を選ぶこと。
家族にとって最良の選択ができるように、夫婦で考えていきたいです。
小規模保育園を卒園して進路を決められた方の経験談があれば、ぜひお伺いしたいです😃
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